注射の痛みを感じにくくする方法

注射時の痛み

注射が好きな方も稀に存在しますが、一般的にはそれほど好んで注射を受ける方はいないと思います。なので、必要な注射ならば出来るだけ負担がかからずに注射を済ませたいものですよね。
注射針の太さは皮膚の痛点同士の幅よりも太いため、針が侵入している間はどうしても針が痛点に触れてしまいますが、注射上手なベテランナースなどは血管を決めると一気に血管まで針を到達させるため、あまり痛点を刺激することがないので一瞬の痛みだけですみます。
また、採血をはじめ薬剤の投与や静脈注射や皮下注射などの注射の種類や、薬剤の投与量や採血の量によって注射針の太さや刺す場所も変わりますので、当然痛みも変わります。
器用さや経験、筋の良さによって患者さんに与える痛みも異なりますが、できるだけ患者さんが感じる痛みの負担を減らすような努力が必要ですね。

痛みを感じにくくする方法

注射の痛みを軽減させる方法はいくつかありますが、ここでは私のおすすめの3つをご紹介していきます。
①注射する瞬間を見せない
痛みに弱い患者さんは、注射針が皮膚に刺さる様子を凝視してしまうことがよくあります。痛みによる恐怖のためですが、人間は身体の一部に意識を向けると感覚が鋭くなってしまいます。普段気づかないようなちょっとした痛みでも、神経を集中してしまうと痛みをそれ以上に感じてしまうということです。考え方次第では、注射針が刺さる瞬間を見たほうが心の準備を整えられるという方もいるでしょうが、効果的とは言えないでしょう。
②リラックスさせる
注射の痛みを感じないようにするには、できるだけリラックスをし、全身の力を抜くことです。力が入っていると筋肉が収縮し注射針がとおりにくくなり、注射針がスムーズに入らず時間がかかってしまい、痛みをより長く感じてしまうのです。恐怖のためリラックスするのは難しいかもしれませんが、深呼吸などをして心を落ち着かせることによって呼吸に集中させ、その間に注射を終わらせるというのがベストですね。注射から意識が離れることによって、痛みもあまり感じることなく終えることができます。
③技術力を上げる
上記2つでも多少は対応できるとは思いますが、それでもダメな場合は、やはりナースの技術力を上げるしかありません。先輩ナースの注射の仕方を研究し、どうしたら患者さんが痛みを感じずに注射を終えることができるのかをよく考えることが重要です。